日月潭電動フェリー政策について

運航の始まり

船での湖遊覧は日月潭の重要な観光アクティビティです。現在湖を走る客船はいずれもディーゼルオイルを使用して駆動しており、大馬力でかつ高速ですが、騒音をもたらします。また、震動、水質や空気の汚染といった直接的な汚染を引き起こし、また、船の速度が過剰に速くなると船による波がダムの斜面に当たり、斜面の水と土が流失するといった間接的な衝撃にも繋がるうえ、日月潭漫遊観光発展戦略に反するという間接的なネガティブ効果も指摘されています。

そこで、2009年2月8日に馬総統は日月潭のグリーン低炭素湖への発展、永続的な観光による世界の省エネ、二酸化炭素削減の流れへの一致、並びに国内の電動エコ産業チェーンの発展をもたらすよう指示しました。これを受け、交通部観光局日月潭国家風景区管理処は 2012 年に 「日月潭電動フェリー推進行動戦略プラン」 及び 「日月潭電動客船発展補助要点」を完成させました。

計画内容

  • 補助項目 : 既存のディーゼル船の電動モーターシステムへの改装または取り付けを補助。船舶は純電動力システム、オイルと電力の複合動力システム、燃油充電システムの3種類の動力モデルの自由な組み合わせが可能で、いずれも補助項目に含まれます。その他、新たに電動フェリーを導入する場合、船体も補助が得られ、双胴船の場合より多くの船体補助を受けられます。
  • 一体化措置の奨励 : 船席の借用優待、チケット販売窓口の借用サービス、上架場の優先使用優待、交通船舶の申請優待、マーケティングPRサポートなどを含み、毎年得られる一体化措置全体の収益は17万元に達します。
  • 充電システムと共用上架修理場の設置で予想される効果
    1. 二酸化炭素削減効果の上昇
    2. 産業及び観光収益の上昇
    3. 設備メンテナンス効果の上昇

日月潭充電システム

  • 世界初:先進的な電動フェリーの設計を考慮し、実証済みの電動自動車の充電器を搭載。グリーン運行に合致した最も素晴らしい参考例となっています。
  • 船車一体:Toyota IQ 電動自動車と電動フェリーの試運転は、それぞれ個別の独立した事例のようですが、いずれも同じオープン標準システムを利用しており、今後を踏まえた総合的な方法と言えます。
  • 国のイメージ:先進的な電動フェリーを実際に運行させ、訪れた方々に模範的イメージを与えます。
  • グリーンエコロジー:無汚染及び比較的静かな運転で、緑の大地に平和と共存のメッセージを呼びかけています。
  • 高効率のエネルギー転換:90 %以上のエネルギー転換効率を提供可能で、二酸化炭素の排出削減と省エネをサポートします。
  • 保護システム:充電器は充電コネクタと電動フェリーが確実に接続されるまでいかなる電力も出力せず、かつ充電過程で妨害を受けた場合直ちに電力の供給を終了します。