日月潭九族ロープウェイ

日月潭九族ロープウェイ

日月潭九族ロープウェイはオーストラリアのドッペルマイヤー社(世界79カ国で13,850以上のロープウェイシステムを製造)が製造するロープウェイであり、九族文化村で8年使用してきたロープウェイ(2001年より)と同じものです。

日月潭九族ロープウェイ
  • 公式サイトhttp://www.ropeway.com.tw/index.aspx?lang=JP
  • お問い合わせ先:886-49-2850666
  • 料金:日月潭から九族への往復チケット300元。備考:九族文化村からのお客様は無料で日月潭ロープウェイにご乗車いただけます。今年度は九族文化村の入場券は調整いたしません。
  • 営業時間:平日10:30〜16:00、日曜・祝日10:00〜16:30
系統諸元表
乗車地点

九族文化村(観山楼)

降車地点

日月潭(伊達邵隣)

絶対距離

1,877.15m

ルートの長さ

1,925.22m

支柱数

16本

最大傾斜角

43° (100%の極限は45°)

支柱間の距離

786m

地上からの高さ

128(満載時)〜142(閑散時)m

支柱の最高高度

58.86m

高低差

110m

最大出力

903Kw

許容

3,000 pph(人/時)

車両数

8人乗りの車両86個

車庫設備

九族側に設備。全自動出庫及び入庫システム

動力搭載救援車

2台

最大運行速度

6 m/s

最高速度での到達時間

6.8分

預定される工事価格

NT$で約10億元(本来の見積りでは7.2億でしたが、材料物資の値上がり、台湾ドル対ユーロの値下がりにより10億となりました)

駐車場 (日月潭側)

大型車28台、小型車381台

駐車場 (九族側)

大型車200台、小型車6400台 (できるだけ九族側からの出入りとします)

安全に関する説明: (本システムには数々の検査及び安全設備が設けられています)

  1. 動力搭載救援車:全世界でこの設備を持つロープウェイはわずか20箇所にしかありません。本システムではこれを2台配備し、緊急時におけるお客様の安全を確保しています。
  2. 過伸展検査装置、過張力検査装置:自動的にケーブルロープの張力を検査・制御します。
  3. 過速度出力装置、過負荷検査装置:自動的にモーター運転負荷能力を検査します。
  4. 脱索検査装置:車両が駅に入る際の脱索・減速の正常運行を検査します。
  5. 緊急停止装置:異常時に自動で緊急停止します。
  6. 不完全握索検査装置、不完全放索検査装置:自動で握索異常を検知し、修正します。
  7. 車両ドア開閉検査装置:車両ドアの安全な開閉を確保します。
  8. 車両間隔制御装置:運行する車両数に応じて自動で車両間隔を調整します。
  9. その他:風速計、速度計、避雷設備、警備通信設備など、すべてのお客様の安全と快適な乗車を保障します。
  10. 各支柱には避雷針と接地が施され、支柱間は避雷ケーブルで接続されており、接地抵抗値が5Ω以下になるよう制御しています。台湾電力高圧電力塔または高鉄沿線の避雷最高水準と同じであり、車両の安全を確保しています。
  11. 各支柱は夜間航空警告ランプを搭載しています。また、最大距離786mに及ぶ両山間の谷には3つの大型航空警告ランプを設置しています。
  12. 各支柱には傾斜測定器が搭載されており、定期的に支柱の安定度を測定します。 (関連のスケジュールは適宜修正)

その他設備の特色

  1. 本ロープウェイは、お年寄りや身体の不自由な方でも楽に乗り降りできるようホームの高度を調整してあります。また、広々とした8人乗りの車両には折りたたみ式の座席が設置されており、1つの車両に同時に2つの車椅子を乗せることができます。
  2. 車両の前後には天窓があり、ドアの上下からスライドさせることができます。また、床は通風口から風を通すことができ、車両は通気性に優れています。
  3. 全自動の出入庫システムとロープウェイ車庫を完備。毎日の出庫と入庫の安全性に優れています。
  4. 車両には太陽光パネルが搭載されており、太陽エネルギーによる車両アナウンス及び夜間LED装飾、車両照明を提供しています。
  5. 駅は自動改札となっているほか、予約通関システムを備えています。九族文化村から日月潭を訪れるお客様は、帰りの時間をご予約の上、日月潭にお出かけになると、ご予約の時間にはすばやくロープウェイに乗車し、九族に戻ることができます。
  6. ルートには780mの距離のある谷間があります。車両運行中の風による振動を防ぐため、ケーブル拡張設計を採用しています。支柱の上部2ヶ所のケーブルの距離は、中段のケーブルの距離(7.3m)を開始・終止点のケーブルの距離(6.1m)よりも長くすることで、中段のケーブルを外へ拡張し、ロープウェイの揺れを防ぐことができます。
  7. 本ロープウェイシステムが高速運行で1時間に3000人を輸送する際に、お客様の乗り降りがしやすいよう駅内の脱索・減速ホイールのU字回転距離を72mとしています。このため、駅内ホームの乗車スペースは長さ42m、広さ13mを確保しており、ドッペルマイヤー社のシステムでも稀に見る大型の駅になっています。
  8. 本ロープウェイシステムが高速運行で1時間に3000人を輸送する際に、お客様の乗り降りがしやすいよう駅内の脱索・減速ホイールのU字回転距離を72mとしています。このため、駅内ホームの乗車スペースは長さ42m、広さ13mを確保しており、ドッペルマイヤー社のシステムでも稀に見る大型の駅になっています。

土木建築と保水の特色

  1. 支柱の基礎工事はすべて十字の十字型柱樑で強化しており、さらに敏感なエリア(第8支柱など)には別途4本の25mの深さに及ぶ地盤アンカーを埋め込んでいます。また、第4支柱には立坑基礎施工により4つの12mの立坑基盤を作り、支柱の安全を確保しています。
  2. 支柱周辺の地質維持については、土木工事の後、土で覆い、サンドバッグで固め、金網で固定し、雨水の分流を図ります。最後に深根性、中根性、浅根性の植栽を行い、草木で舗装し、涵養させます。

 

データ提供:九族文化村サイト