日月潭は、台湾の南投県魚池郷に位置する風光明媚な高山湖です。湖面に浮かぶ拉魯(ラル)島を堺にして、東側は「日(太陽)」、西側は「月(三日月)」の形に見えることから、日月潭と名付けられました。日月潭は四方を山々で囲まれており、流れる川や緑豊かな森林風情を擁しています。広々と穏やかな湖面には千変万化する日月潭の風貌が映り出されます。
日月潭国家風景区には、環潭、水里渓、埔里、濁水渓、集集の五大レジャー系統が範囲に含まれており、周辺には桃米、車埕、集集、水社大山、双龍瀑布、明潭ダム、水里渓などの観光スポットもあります。 日月潭の美しさは、なんと言っても山と水が織り成す景色と言えるでしょう。それはまるで山水画のようです。幾重にも重なる山々に霧が立ち込める景色は刻一刻と変化し、詩的情緒があふれています。自然が生み出した素晴らしい景色によって、日月潭は台湾八景の名声を得たのです。
日月潭環潭公路は、米国有線テレビニュースネットワーク(CNN)傘下の生活旅行サイトCNNGOより、世界で最も美しい十大自転車道に選ばれました。
水社から向山ビジターセンターを繋ぐ全長約400メートルの「水社自転車道」は、湖上に設けられているので、ここをサイクリングする時は、水上で船を漕いでいるかのような気持ちになります。
環潭公路には、途中文武廟、龍鳳宮、慈恩塔、永結同心橋、向山などの著名な景観がありますので、是非足を運んで見てください。
2018年インターネット投票により、若者たちが好むSNSでのチェックインスポット、またはSNS映えするスポットが新しく日月潭を代表する八景として選ばれました。行楽客の方は日月潭をディープに知り、日月潭の美しさを再認識しましょう。最新版の日月潭八景は下記の通りです。

日月潭は、台湾三大盆地の一つに数えられる「埔里盆地郡」に属しています。それらはもともと水を有する「湖盆」となっていましたが、大自然の力に一部人間が手を加えた結果、「台湾最大」規模を誇る湖が生まれました。
日本統治時代になると、日本人は台湾を発展させるために軽工業を奨励し、台湾の商工業に必要となる電力を供給するため、多方面から水資源を利用する計画を立てました。日月潭は、地理的条件に優れ、台湾最大の天然湖であったため、大正8年(1919)に台湾電力株式会社を設立し、日月潭水力発電所の建設工事に着手しました。武界から延長15kmにわたる水路トンネルを引き、濁水渓の水を日月潭へと送り込み、落差320mの水力によって発電機を動かし、電力を発生させました。
日月潭は、湖面が澄んだエメラルドグリーンに輝いています。四方を山々に囲まれ、山と水が織り成す風景が湖面に映える様子は、まさに日月潭の美と称される所以です。
早朝や夕暮れ時、春夏秋冬の移り変わり、穏やかな陽射しが射す時、雨に煙る時…など、いつ見ても日月潭の美しさは飽きることがありません。早朝、湖面から霧が立ち上ると、白いベールに包まれ、朦朧とした美しさが揺らめきます。山間から朝日が上り始めると、それまで朦朧としていた影がゆっくりと輪郭を現し、湖面には山や草木が映し出され、虫や鳥たちの鳴き声が響き合います。夕暮れ時には、湖が一面夕焼け色に染まり、仙境を彷彿とさせます。夜の帳が下りると、湖の波間に映し出された明かりがゆらゆらと揺れ、涼しい夜風が肌をなでていきます。ロマンチックな光景は、訪れる人々の心を奪わずにはいられません。








