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文武廟
文武廟
 
日本時代、日月潭のそばには二つの廟があった。水社村の龍鳳宮と卜吉村(現在のイタサオ)の益化堂である。やがて発電所の工事が始まって、日月潭の水位が上昇したため、二つの廟は撤去されることになった。廟は電力株式会社によって買い上げられて、それで得たお金で記念の廟が建てられた。1934年、二つの廟は合併されて日月潭の北側に再登場した。これが今日の文武廟である。
 
文武廟は中国北朝宮殿式の建築で、規模は大きく、壮麗である。廟は三殿に分かれる。前殿二楼は水雲宮で開基元祖および文昌帝君を祀る。中殿武聖殿は関聖帝君および岳武穆王を祀る。後殿大成殿は至聖先師孔子を祀る。文武廟大成殿は全台で唯一正門を開いた孔子廟である(一般の孔子廟は平常閉まっている)。廟によると、日頃から参拝客が多いため、出入りの安全を考えて正門を常時開けているという。大成殿には青銅の孔子坐像があり、台湾で唯一聖像を奉る孔子廟となっている。孔子のほかに孟子および子思という三尊神像があるが、これらはもともと中国大陸にあって、義和団事件の際に日本の狭山不動寺に運ばれ、その複製が文武廟に奉じられたもの。

文武廟相關照片

廟の前の広場には二つの巨大な朱色の獅子が控えている。これらは新光保険会社の呉火獅会長の寄贈によるもので、当地住民は「呉火獅」と呼んでいる。

【文武廟年梯】
日月潭一周道路が未開通のとき、文武廟へ行くには必ず船で文武廟下方の波止場についてから、かなり急な階段を上らなければならなかった。相当に苦労でこの階段は「通天梯」と呼ばれたりした。後に一周道路が完成すると、しだいに人々は文武廟下方の苦痛の階段を忘れていった。

最近、管理処においてこの階段を改修した。全長約150メートルで366段あるという。一年366日に相当する。(閏年)毎月一日に当たるところには踊り場が設けられ、二十四節気に相当するところにそのデータが刻まれている。階段を上り下りしながら、中国の民俗文化に触れられる仕組みである。この階段は「文武廟年梯」あるいは「年梯歩道」と呼ばれ、人気を集めている。

「年梯歩道」上には二十四節気のほかに、「祈福風鈴」という工夫も施されている。これは幸福を祈る一種のおまじない。まず文武廟で自分の干支の祈福風鈴を購入し、廟で「加持過火」の後、自分の姓名および願い事を書いて、入り口のところで大型の風鈴を鳴らしてから階段を下り、自分の誕生日のところに風鈴をかければ完成だ。
 

旅行便利帳

住所:〒555 南投県魚池郷日月村中山路63号
電話:886-49-2855122
開放時間:終日開放(夜8時以降は通用門からお入りください)
交通の道筋:国道3号→草屯IC→草屯→台14線→埔里→台21甲

東経座標 (E)120.927295
北緯座標 (N)23.870742

 

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